2017年2月19日

ドイツのティッシュ…

ドイツ文化で驚いたことのひとつは、ティッシュです。

ドイツのお家には、ティッシュボックスがほとんど置いてありません。今まで訪問したお家のどこにも、箱ティッシュが無い!みたことがありません。
一応、スーパーにボックスティッシュは売っているのですが、隅っこの方にひっそりとあり、日本のように何箱もまとめ買いするメジャーなものではないようです。
その代わりに積んであるティッシュが写真のこれです・・・


Tempo!

ひとつひとつは、ポケットティッシュくらいの大きさです。そのなかに、10枚ほどティッシュが入っています。

これがまたね・・・硬い、厚い!

1枚あたり、日本のティッシュで例えるところの10枚重ねたくらいあるのでは?というくらい厚くて硬いのです。
日本人が鼻セレブのように柔らかく仕上がっているティッシュを求めるのに対して、ドイツ人はこのように、ガッシリと厚手で硬いティッシュを好みます。

どのように使うかというと、鼻をかんだあと、とりあえずポケットにしまいます。一度鼻をかんだくらいでは、びくともしませんし、チーーーーーン!!と思いっきりかんでも鼻水さんは脱走しません、できません。ポケットに入れてしばらくしたら、また同じティッシュで鼻をかめます。4隅と真ん中を使えば、最大5回は同じティッシュを再利用できるらしいです。(ヒエーー)
確かに、1回で捨ててしまうにはもったいないくらい丈夫ですし、一度使ってもポケットにしばらく入れておけば乾くし(!!)、何度も使えます。。
が、ティッシュ自体の硬さで、日本人の友人は、鼻の皮が何枚あっても足りない!と嘆いていました。私自身も、Tempoよりは、トイレットペーパーやキッチンペーパーで鼻をかんでおります(これらの方が柔らかいので・・・)。

とはいえ、最近は1歳の娘の滴る鼻水をパパッと拭くのに、私もポケットに1枚忍ばせています。毎回新しいティッシュを出すのも面倒ですし、厚手なので娘が嫌がってティッシュを握っても簡単には破れなくて重宝しています。ありがとう、Tempo!


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